ケモタイプ精油・オレンジ
多くの方が好きなオレンジの香り
アロマと言えばラベンダーと言うくらいラベンダーの精油は多くの方に好まれますが、中には苦手な方もいて、オレンジの香りの方が万人受けしているように感じます。ラベンダーとオレンジを合わせた香りは優しい香りなので、使う精油に迷ったら、この2つを選べば間違いない!と、色々な機会に使われています。ここで言うラベンダーはラベンダー・アングスティフォリア、オレンジはオレンジ・スイートです。
オレンジの精油には、オレンジ・スイートとオレンジ・ビターの2種類があります。この2種類は、オレンジの種類が違います。
オレンジ・スイートはバレンシアオレンジなどの、いわゆる日頃食用にしているようなオレンジ。
オレンジ・ビターは日本で言うところのダイダイ。酸味や苦味のあるもので、果皮をマーマレードや果汁を調味料にしたりして利用しているものです。
どちらも果皮から圧搾されています。
他にオレンジ関連では、オレンジ・ビターの葉から抽出したプチグレン、オレンジ・ビターの花から抽出したネロリがあります。
OLALOAでは、オレンジ・スイートとオレンジ・ビター、プチグレンを用意しています。
今回は、オレンジ・スイートとオレンジ・ビターのご紹介です。
特性や成分
オレンジ・スイートの特性

爽やかで甘くフルーティ。気分を明るくし、リフレッシュすることに適しています。
室内に使えば、空気清浄、防臭の作用があり、身体的には、誘眠、消化促進、健胃、鎮痛、駆風(お腹の中のガスを排出)作用があります。
ラベンダーと組み合わせると優しい香りで眠りに誘われます。
主な主成分
モノテルペン炭化水素類 d-リモネン(95%以上)
β-ミルセン
脂肪族アルデヒド類 オクタナール
デカナール
オレンジ・ビターの特性

爽やかなオレンジの香りの中に、ほのかな苦味を感じます。リラックスしたい時、リフレッシュしたい時、どちらもお勧めです。
鎮静、血圧効果、鎮痙攣、神経バランス回復、鎮痛、抗炎症、血液流動促進の作用があります。
フロクマリン類に光感作の作用があるので、塗布した肌を4〜5時間直射日光に当てないようにします。
主な主成分
モノテルペン炭化水素類 d-リモネン(95%以上)
β-ミルセン
エステル類 酢酸ゲラニル
ラクトン類 フロクマリン類
参考文献・資料
PRANAROM/KENSO CATALOG(株式会社健草医学舎)
メディカルアロマ講座資料・メディカルアロマプラクティショナー講座資料(株式会社ラヴァーレ)