「悪魔の囁きコース」3・20

肩が痛い! 

今日のお客様は、70代の方
サロンでの施術は2ヶ月ぶりの3回目
右肩が痛く、整形外科で注射を打ち、その時は痛みが治まるが腕を回すときに痛いとのこと
骨盤左右の高さ、背骨にも問題がありました。
当サロンは治療目的ではないリラクゼーションのサロンですが、筋肉の癒着や捻れをとっていくことによって、痛みが軽減する方がいらっしゃることは事実なので、お客様の期待の眼差しを受け今日の施術の方向性を決めました。
身体は全身繋がっているので、一箇所だけの施術では改善しない事があります。限られた施術時間なので、全身を施術する中でどこに時間をかけるのか、施術の流れを組み立てます。

足湯15分

さて、施術着に着替えて頂いたら施術前の写真をお撮りします。ぐるっとひと回り。
施術着に使用しているのは、身体の筋肉を捉え施術しやすいユニクロのヒートテック。

その後、足湯です。
今回はyuicaのアロマオイル・ヒノキを中心にした、リラックス、ストレス解放のための「きよらかブレンド」をお客様がチョイス。バスオイルに入れて、お湯を張ったバケツに投入。
湯温は高め45℃。
ホームページなどのご案内では、「サービス10分」の足湯でしたが、「サービス15分」に変更しました。10分くらい経つと湯温が冷めるので、たし湯をしてもう5分。この5分が満足感を高めます。

椅子に座って腕の捻れ取り

初めは、肩の周り、特に右肩を入念に施術しました。
ご本人の「痛いかもしれない」という気持ちが働いて、脱力できなかったり余計に力が入ってしまったりしましたが、施術をしていくうちに肩の動きが良くなったり腕の重さが軽くなったりしていきました。
身体の捻れは、腕の捻れが出発点。丁寧に解して緩めます。

今回、感心しながらも不思議に思ったのは、お客様の気持ちひとつで腕の重さや筋肉の柔らかさが変わった事です。セラピストが施術をしたことによって、お客様自身が「肩が軽くなって痛みがなくなった(ような気がする)」と思ったであろう瞬間に、すっと腕全体が軽くなった感じがあるのです。
証明はできませんが、これが「氣」「氣が通る」というものかもしれないと思った瞬間でした。
私、決して怪しい者ではございませんよ!(笑)

背面・前面

背面は、肩甲骨・背骨・腰周りに重点を置きました。
前面は、骨盤の左右の高さがかなり違っていたので、その調整に時間をかけました。

写真で見ると、まだまだ身体の傾きなどに問題を抱えていますが、お客様の体感としては、「肩の周りに血液が回っている感じがする。」「スッキリした。」とおっしゃっていました。
縮こまっていた身体が緩んで、身長が高くなりバスト位置も上がっています。

身体が重力や生活の仕方でまた癒着したり捻れたりする前に施術して、整えていきたいところです。


施術前(左)と施術後(右)

この傾き、なんとかしたい…

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